便通が気になるときは、まず毎日の生活リズムを整えることが基本です。水分が不足すると便が硬くなりやすいため、こまめに水やお茶を飲み、1日を通して十分な水分補給を意識しましょう。 また、ウォーキングや軽い体操、腹部をひねるストレッチなどの適度な運動は、腸のぜん動運動を促す一助になるとされています。
排便習慣も大切なポイントです。朝食後など決まった時間にトイレに座る習慣をつけることで、腸に「今出す時間」というリズムを覚えさせることも大切です。
食事面では、野菜・果物・海藻・きのこ・豆類・穀物などに含まれる食物繊維をしっかりとることが推重要で、特に水溶性と不溶性の特性を持つそれぞれの食物繊維をバランス良く摂るようにしましょう。
また、水分と一緒に摂ることで便のかさを増やし、スムーズな排出をサポートします。特に、腸内細菌のエサになるルミナコイド(発酵性食物繊維)は、腸のぜん動運動(便を押し出す動き)のエネルギー源である短鎖脂肪酸を腸内細菌が作る元になるので、毎日少しずつ摂るようにしましょう。
一方で、乳酸菌サプリや発酵食品に含まれる菌そのものが、人それぞれの腸内細菌バランスにどの程度長期的な影響を与えるかについては、まだ限定的な研究が多く、はっきりしていません。 しかし、発酵食品は食材をやわらかくしたり、食物繊維などをとり入れやすくする、日持ちも良いという点で、煮物や蒸し物と同じく、日々の食事に取り入れやすい調理法です。 その際、漬物や味噌、キムチなど塩分の多い発酵食品を食べ過ぎると、塩分過多になりやすいため、注意しましょう。
腸内細菌のエサになるルミナコイド(発酵性食物繊維)を含む食品や、それらを手軽に補える栄養補助食品を活用するのも、こうした基本的な生活習慣と組み合わせて取り入れられている方法の一つです。
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