京都府立医科大学・内藤裕二教授に聞く|妊娠率・筋肉量・栄養吸収を支える発酵性食物繊維「ルミナコイド」の可能性
インタビュー:京都府立医科大学大学院医学研究科 内藤 裕二教授(医学博士)
ルミナコイドは妊娠率や筋肉量、栄養吸収など多面的に健康を支える可能性があり、腸内環境を通じて全身状態を底上げする鍵となり得ます。
概要:
不妊治療とルミナコイド
・重症不妊患者の治療中に食物繊維を1日10g追加した食事で、約6割が妊娠に至るという結果が得られた。
・妊娠しやすい人ではビフィズス菌が多く、ルミナコイド投与でビフィズス菌が増えた群ほど妊娠率が高い可能性が考えられる。
サルコペニア(加齢による筋肉量・筋力低下)と腸内環境
・高齢者の長期間研究やマウス試験から、「肉の量」よりもロイシンなど「アミノ酸バランス」と「炎症のコントロール」が筋肉量維持に重要と考えられる。
・食物繊維不足のマウスでは、見かけは太っていても筋肉が減る一方、ルミナコイドの餌を与えることで腸内環境と炎症が改善し、筋肉量・筋力が保たれたという報告がある。
栄養吸収とルミナコイドの安全性
・腸内細菌は脂質を含む栄養素の吸収にも関係しており、腸内環境次第で、吸収効率が変わる可能性がある。
・かつて「食物繊維はミネラル吸収を阻害する」と言われたが、種類によっては逆に吸収を助ける可能性もあり、ルミナコイドの長期摂取の影響を精査する研究が進められている。
今後のルミナコイド研究の方向性
・日本人の腸内フローラを5タイプに分類するなど、体質ごとに「誰にどう効くか」を見極める精密な研究が始まっている。
・ルミナコイドは多方面に良い作用が期待される一方で、長期安全性と栄養吸収への影響を科学的に検証しながら活用していくことが望まれる。
動画リンク:https://www.youtube.com/watch?v=ppDKhLURFVQ
